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2007年7 月27日


亡命ウィグル人女性活動家のラビヤ・カディルがドイツでチベットのダライ・ラマ法王と会見

在米亡命ウィグル人女性活動家のラビヤ・カディル女史は7月12日、ドイツのハンブルグにて、19日からドイツを訪問中チベットのダライ・ラマ14世とその支持者、人権組織関係者と会見し、強い世論の反響を巻き起こした。

7月19日、ダライ・ラマはハンブルグ市長をはじめ、数千人の市民に迎えられた。ハンブルグ市長にカターというチベットのショールを贈り、チベット問題について言及、「状況に変わりはありません。むしろ、最近さらに悪化してきた」と述べた。
ダライ・ラマのドイツ訪問が歓迎されるやいなや、中国政府はただちにドイツ政府に対し強烈な抗議を行った。

ドイツにある中国大使館の張軍輝参事官は記者会見で、「ダライラマは、宗教の旗を掲げて国家分裂活動を行っているとみなす。彼は単なる宗教的リーダーではなく、政治的亡命者だ。我々は、ダライ・ラマがいかなる国家またいかなる形式で行う国家分裂活動に対しても反対する。これはハンブルグまた他の地区での活動をも含む。我々はこの問題について、ドイツ外務省及び関係機関に厳重に抗議し、ダライ・ラマの中国に対する国家分裂活動に場所と機会を提供しないように求めた」と述べた。

ダライラマのドイツ訪問と同時に、世界ウイグル会議の議長・ラビヤ・カディルもハンブルグでダライラマ法王と会見。活動を始めた。

ダライ・ラマとラビヤ・カディルの連帯的活動は、東トルキスタン問題をヨーロッパでより広く知られるために有利であるに違いない。
ドイツ各大学のチベット問題研究者、新聞、月刊誌、テレビ局は、ダライ・ラマのドイツ訪問を報道すると同時にラビヤ・カディルについても報道している。

ラビヤ・カディルの本『Der Himmelssturmerin 天を揺るがす女』は、先頃ドイツのハイネ出版社より出版された。
http://www.randomhouse.de/author/author.jsp?per=158228


東トルキスタン情報センター
ウイグル太郎 翻訳
2007年7月27日
 


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