東トルキスタン亡命政府がトルコのイスタンブールで記者会見を行った
9月22日10時から12時にかけて、トルコのイスタンブールにある「東トルキスタン移民協会」の会議室で、9月14日にアメリカのワシントンで成立した東トルキスタン亡命政府が記者会見を行った。
この記者会見にはトルコの「Zaman Gezetesi」(時代新聞)、「Huriyet Gazetesi」(自由新聞),「Yeni Safak
Gazetesi」(新夜明け新聞)、「Vakit Gazetesi」(時間新聞)、「Yeni Asya Gazetesi」(新アジア新聞)、「Star
Gazetesi」(スター新聞)、「Ihlas Haber Agentesi」(忠誠新聞社)、「Star TV」(スターテレビ)、「Cihan
Haber Acentasi」(世界テレビ)、「Ulusal
TV」(国際テレビ)、カザフスタン新聞、東トルキスタン情報センターなどの記者やカメラマンの他にもイスタンブール住在の東トルキスタン出身のウイグル、カザフ市民100人ほどが参加した。
東トルキスタン亡命政府からはアブドゥウェリ.ジャン(Abduweli
Jan)副大統領、観光大臣兼亡命政府のスポークスマンのイスマーイル.ジェンギズ(Ismail Jen’giz)、レシデ.グンジェル(Reshide
Gunjer、女性)などが記者発表を行った。
まず、政府スポークスマンのイスマーイル.ジェンギズさんが、政府の2号及び3号声明に関する東トルキスタン亡命政府成立の歴史的意義や成立過程および東トルキスタンの70年間の歴史などについて発表した。
続いて、イスマーイル.ジェンギズ、副大統領のアブドゥウェリ.ジャンが記者等の質問に答えた。
東トルキスタン亡命政府が9月14日アメリカで成立してから、まず、トルコの国立テレビ(衛生)であるTRT2が17日に世界に報道し、トルコの「Tercuman」(通訳)新聞、「Orta
Dogu」(中東新聞)、「Yeni Safak」(新しい夜明け新聞)などが21日に東トルキスタン亡命政府の成立について相次いで報道した。
9月22日の記者会見の様子を当日「Ulusal
TV」が詳しい報道を始め、翌23日トルコの新聞やテレビで東トルキスタン亡命政府のことが大々的に取り扱われた。
日本では、産経新聞と読売新聞しか報道していないようであるが、公正な情報を発信するメディアとして、日本の多くのメディアにも報道して欲しい。東トルキスタン共和国の独立、東トルキスタン国民の人権、環境、民主、自由問題が解決しなければ、日本を始めアジアの平和やアジア人の幸せはないだろう。
ウイグル太郎
東トルキスタン情報センター
2004年9月22日
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