イリ州政治法律部門の2004年の主要な任務は「民族分裂主義」の徹底弾圧
イリ州は東トルキスタンの天山山脈の北側、アルタイ山脈の南に位置する広い土地で、年間平均降水量は250mm。河川が多く、土地が肥沃で、耕地、草原が広がり、森林も豊かである。東トルキスタンには、中国全土の石油の25%、天然ガスの28%があるとされているが、この地域にはそれらの資源はもちろん、原子爆弾の材料であるウランなど鉱物資源も豊富だ。イリ州はイリ地区、アルタイ地区、タルバガタイ地区とクイトゥン直轄市を含む。北と西はカザフスタン共和国と接している。
侵略者中国はこの肥沃な古い突厥人の土地に侵略して来てから、侵略軍、侵略人民を大量に流入させ、東トルキスタン人の耕地、草原、水および資源を強奪し、持ち主のウイグル人を徹底的に弾圧してきた。
中国侵略者の傀儡政権である「イリ自治州共産党委員会」の張書記が「イリ自治州政治法律工作会議」で、イリ自治州の各地区、市、県の安全局、公安局、治安部隊の2004年の主な任務が「民族分裂主義、テロリスト、違法宗教勢力を弾圧する。見つかり次第弾圧し、その弾圧の手をゆるめることなく継続する」と強調した。同時に、下記の規定を伝えた。
一..治安維持を総合的に実施する責任制度を実行し、治安を堅持する。(これは暴力、非暴力反政府活動及び宗教、文化、経済的な圧迫、弾圧を指す)
二.各郷、バザルで治安維持グループを設け、取り締りを強める。
三.1000人の講演団体を組んで、各地に派遣し、プロパガンダ、教育を強める。
四.宗教活動および宗教家に対する管理を強める。
恥知らずな侵略者は東トルキスタンで国家テロを行っているのに、国内で「東トルキスタン」という国名を中国の「新疆」、その正統の民であるウイグル民族を「少数民族」だと宣伝し、ウイグル民族を国内外で「テロだ」とプロパガンダをし、自らのファッショ的な犯罪を隠そうと必死になっているのである。
ウイグル太郎
東トルキスタン情報センター
2004年9月9日
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