カシュガル地区カルギリック県で20人が非公開の裁判をされ、一人死刑になった
今年7月19日ウルムチ時間10時に東トルキスタンのカシュガル地区カルギリック県人民法院が非公開の裁判を行い、20名のウイグル人を“分裂主義者”の罪名で裁判した。判決された20名は15歳から30歳の間の青少年である。
29歳のイディリス.カディル(Idris Qadir)が“国家分裂、非法的に武器を製
造、保存した”罪名で死刑となり、当日銃殺された。
19名のウイグル人に3年から10年までの有期懲役の判決が下され、刑務所に入れられた。19名のうち一人は女性である。ラビヤ.トゥルップ(Rabiye
Turup)(女性)は“東トルキスタンイスラム党の連絡員をし、彼らにご飯を作ってあげた”との罪名で逮捕され、5年間の懲役になった。
上記の裁判以外にも、東トルキスタンの他の地区で逮捕、裁判が続いている。カシュガルの東北に位置するアトゥシ市でアブドゥッラ.ヘリリ(Abdulla
Helil)、アクス地区クチャ県でアブドゥッラ.レヒム(Abdulla Rehim)、アクス市でアブリキム.クルバン(Ablikim Qurban)などの青年を“東トルキスタンイスラム党と関係がある”と言う疑いがあるだけでも逮捕し、刑務所に入れたのだ。
ウイグル太郎
東トルキスタン情報センター
2004年8月21日
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