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東トルキスタン情報センター 2003
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2003年11月30日 |
日中友好の幻
危険な国中国へ行くなら
自分の行動に責任を持とう
フリージャーナリスト 押田明子
最近、日本人が中国で問題を起し、それが激しい反日反応をにつながる事件が増えている。9月には珠海で日本の企業が集団売春を行なったとされ、中国の新聞が9/18の柳条湖事件の記念日に関連づけて大きく報道し、中国外務省が日本大使館に抗議する事態にまで発展した。
そして、今回の西安・西北大での事件である。10月29日に日本人留学生が下品な寸劇を演じ、なぜかそれが中国人を侮辱したと取られ、数千人規模の学生による抗議デモに発展、日本人留学生2人が殴られて軽傷を負った。このままでは、いつか死人が出るのではないかと案じているのは、私だけではないだろう。
確かに、安易に売春を行なったり、文化や価値観の違う国で裸のパフォーマンスなどを行なうほうも問題がある。しかし、売春はさておいて、学生のパフォーマンスがここまで批判されることが、普通あるだろうか。問題は、彼らが行なったパフォーマンスが「中国を侮辱した」と報道されたり、理解されたりしたことである。
確かに下品な扮装はしたが、彼らはそれぞれひとりずつ背中に「中国」、「日本」、ハートマークをつけた3人で並んで、日中友好をアッピールしようとしたのだという。それが侮辱ということになり、中国系香港紙、文匯報(三十一日付)は、留学生らは、「見よ、これが中国人だ」と中国語で書いた紙を背中につけていたとまで報じた。これは明らかに悪意を含んだあおりである。
大学では日本人をブタ呼ばわりするビラが貼りだされている。はっきりいって4人の日本人が裸パフォーマンスを行なっただけで、日本人全員がブタ扱いされてしまうのである。これはもともと反日感情が強く、それがこのパフォーマンスをきっかけに表に出てきたと見なすべきだ。
それではなぜこれほど反日感情が強いのか。
それは、「日中友好」などという言葉が全くの絵空事、幻だからである。中国は明らかに日本に対して敵意を持つ国なのである。日本を仮想敵国としているし、執拗な反日教育をしている。
これは中国に3カ月ぐらい住んでみればすぐわかる。テレビではどこかのチャンネルで抗日をテーマにしたドラマを必ずやっている。最近、日本のワイドショーなどで北朝鮮の反日ドラマをおもしろおかしく取り上げていたが、同様のものは中国でも作られているのだ。また、映画も例えば戦勝50周年記念で映画『南京1937(邦題は南京大虐殺)』が公開されたりというように、節目節目で必ず反日映画が作られている。児童節という子どもの日のような祝日には、このような反日映画を子どもたちに見せる。レイプシーンが20分間も続くような映画を子どもに見せたりしているのである。
そして、このような反日映画を見せることを「愛国教育」としてやっているのだ。つまり中国では「国を愛すること=反日」なのである。
私は中国が南京大虐殺キャンペーンをやっているころ中国に滞在していた。中国ではわりと日本の女性に対しては、暴力的な日本男児に耐える日本女性というイメージがもたれており、女性の私はそこまでいやな思いをしたことはない。しかし、よく「日本の男って乱暴なんでしょ、大変ね」とか「日本の男はよくない」などといわれた。これは反日教育の成果と見るべきである。
私は中国関係の仕事がしたくて、留学していたのだが、途中ですっかりいやになってしまった。これほど反日を煽る国家の国民と商売をするなんて不利すぎる。日本の駐在員の人はさぞや大変だろうと気の毒になった。 もっとも中国人はお金が大好きなので、もうかると思えば商売に応じる人はいるだろう。ただ、そこにあるのは拝金主義だけで、日中友好などということはあり得ない。下手をすると騙されたり、技術を盗まれたりするのが関の山だ。
しかし、中国国内の現実はこうなのに、日本では全くといっていいほどそれが報道されない。だから、日本国内にいるように安易に振る舞って、地雷を踏んでしまうわけである。ほかの国でしてもいいとは思わないが、中国で売春するなんて危険きわまりない。公務員が美人局をするような国である。また今回のようなパフォーマンスも、中国でだけは慎むべきである。
こういうとき、中国政府は学生に対して「理性を重視し、安定を重視しよう」などといっているが、それは対外的なパフォーマンスに過ぎない。実際に学生たちの反日感情をあおり、育てているのは政府である。
中国では今も頻繁に政治会議が開かれ、マルクス主義や、鄧小平、江沢民などの発表した政治理論や、愛国心を学ぶための教育が行なわれている。そこでも日本が過去にしたことが誇張して話され、過去の歴史認識を確認したり、反日感情を煽るようなことが話し合われている。中国の大学生の中には、靖国神社に参拝した日本の政治家名を全員暗記しているようなのもいるのだ。
それに中国のマスコミはすべて政府の機関誌といっていい。政府の都合のためなら事実も平気でねじ曲げて報道する。東トルキスタンの独立運動はすべてテロ、ダライラマ14世は危険な分裂主義者という具合だ。また、日本国内で中国人による犯罪が激増していることは、もちろん報道されていない。
そういえば、1999年、アメリカがコソボで中国大使館を誤曝した事件があったが、あれも「誤曝」のわけがなく「攻撃」だと報じていたのを思い出した。
危険が日本人自身の身に返ってきているうちはまだいい。しかし、日本人の安易な行動のために、亡命を余儀なくされた中国人もいる。中国に占領され、圧迫されている新疆ウイグル自治区、つまり東トルキスタンで、昨年、あるウイグル人が日本人にウイグル族の現状について、率直に事実を話した。しかし、こともあろうにこの日本人は、そのことを別の漢族の中国人に話してしまったのだ。彼がウイグル族の実情について外国人に話したことは、国家分裂罪という重大な犯罪とみなされる。そのままでは逮捕されて処刑されてしまうので、彼は逃げざるを得なかった。逃げられただけでもまだ幸いだったというべきだ。
日本人の中国に対する誤った認識とそれゆえの軽率な行動が、ついにある人の運命を狂わせてしまった。その人は今も北朝鮮ら致被害者の方々のように、家族と分断されたままなすすべもなく暮らしている。
また、日本人旅行者のウェブサイトなどで、「このウイグル人が中国を批判していました」などと説明つきで、ウイグル人の写真をアップしているのも見たことがあるが、このようなことは絶対にやめてもらいたい。そのウイグル人男性がどうなったか、私は真剣に案じている。
中国は危険な国である。確かに広大な国土や、日本にはない風土、名所旧跡などの魅力もある。行くなとはいわない。しかし、政治や思想的なことに関しては細心の注意を払ってもらいたい。また裸パフォーマンスというおよそ政治には関係のないことまでもが、政治に関連づけられてしまうという恐ろしさも決して忘れないでもらいたい。
もっともこのサイトに来られるような方はすでに意識の高い方々だろう。どうぞ、あなたの周りにいる人たちにも、このサイトを教えて、中国の恐ろしさ、中国がどういうことをやっているか知らせてあげていただきたい。それで人に迷惑をかけることもなくなるし、ひいては日本人の身を守ることになる。
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