東トルキスタンのカシュガル地区で
大地震が続いている

2月24日ウルムチ時間午前8時3分(出勤して直後)、東トルキスタンカシュガル地区ペイズワット県、マラルベシ県、イエギシェル県、ヨプルガ県、カシュガル市などでマグニチュード6.8の地震があった。この地震で震源地のペイズワット県の東の10個の村の民家などがすべて倒壊した。
25日中国新華社は、死亡者262人、1000以上の家屋が倒壊したと報道しているが、実際死亡者数は300人を超え5万戸の家屋が倒壊し、まるで戦後の状態である。ある中学校では中学生全員が遭難した。3階建ての郷病院が倒れ、患者全員と看護婦、医者などの殆どが死亡した。
大きな郷の10個の村が廃虚になってしまった。これらの地域では今日まで重傷者2057人、負傷者は5000人を超えている。ウイグル民家、学校、病院など多数が倒壊し、家畜が1万頭以上死んだ。
地震の被災地区では現在気温はマイナス16度まで下がっており、6万人以上の住民が寒冷の中で夜を過ごしている。
2月25日午前にも2回の大きな地震があり、今尚余震が続いている。
東トルキスタンの首都ウルムチ市でも24日6棟のビルが倒壊した。
現在東トルキスタンは政治、経済、文化、教育面で困難な状況に置かれている。今回の地震はカシュガル地区、ウルムチ及び東トルキスタン人民にとってもっとも大きな災難になっている。弊センターは東トルキスタンのカシュガル、ウルムチ地区での地震について最新ニュースを提供するものである。
中国政府は東トルキスタンのウイグル民族の生活状況を世界の国々に隠してきた。今回の地震に関しても事実がありのままに報道されていない。実際被害状況や被災し重軽傷を負ったウイグル人の人数は中国政府の発表よりも多い。
カシュガル地区のペイズワット県では1996年から震度5以上の地震が19回もあり、小規模のものも入れると4000回にも及ぶ地震があった。当時各地からの援助金、食料、生活用品、衣類、教科書などの救援物資などは中国共産党ウイグル自治区とカシュガル地区委員会の役人や役人の親友、親戚などに配られ、本当に困っているウイグル人の手には届かなかった。
中国政府は自分達の行為やウイグル民族の現状を隠す為に外国人や国内の興味を持つ人々を困っているウイグル地区に入れないようにしている。
地震発生の翌日から中国政府は多くの幹部を各地に派遣し、民族圧迫下の貧しいウイグル人民から救援金や物資を集めはじめている。その一方で「外国の援助は受け入れない」、「取材や調査を許さない」などの規定を出し、増え続ける死亡者、重軽傷を負ったウイグル農民、教師、学生、医者、看護婦、農村職員などの残酷な遭難を無視している。
地震被災地区の援助をしてくださる皆さんに警告をしたい。人道主義的な援助が豊かな生活をしている中国の役人のポケットに入ってしまわないように、被災し本当に助けを必要としているウイグル人民に届くように配慮をお願いしたい。
海外災難救援センター東トルキスタングループも今回の地震に対して情報提供と救援活動を行っている。東トルキスタンの2千5百万人のウイグル人民が心より感謝の意を表します。
ウイグル太郎
東トルキスタン情報センター
2003年2月26日
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