新疆ウイグル自治区の新しい傀儡主席イスマーイル．ティリワルディ

イスマーイル．ティリワルディ氏

涙と血に満ちた植民地生活にいて，中国植民主義者の残酷な弾圧を受けているウイグルの住民は民族身分と道徳基準を忘れて，中国共産党に忠誠している傀儡ウイグル人叛徒の陥害にも遇っている｡ 　東トルキスタンの独立の為に起こった民族運動や政治闘争にこれらの叛徒が中国当局の弾圧に迷わずに参加してきた｡ 最近新疆ウイグル自治区の主席に即位されたイスマーイル．ティリワルディ氏もその叛徒の一人である。

　　１９９５年から東トルキスタンの独立闘争を弾圧して、悪者で有名になったファッショ王楽泉書記が「第二盛世才」と呼ばれるようになった。「王世才」とも呼ばれている。王楽泉の弾圧原則は「千人のウイグル人が間違えて逮捕されても構わないが，一人の分裂者が逃げてはいけない」ことである。盛世才とは３０年代東トルキスタンで残酷な弾圧を行っていたファシストの中国人である。王楽泉の忠誠な傀儡であるイスマーイル．ティリワルディ氏が１９９９年８月に東トルキスタンのホータン（Hoten）地区であった独立運動への弾圧，２０００年２月からアクス地区での全面的な弾圧と逮捕行動を具体的に指導し，人殺し屋王楽泉の命令を完成させて数十人のウイグル人に死刑をし，数千人のウイグル人を刑務所に入れたのである｡ウイグル民族の墜落分子であるイスマーイル．ティリワルディ氏が主席になったが，彼は世界で一番可哀想な人形アナウンサーで，自分の考えは一言も言えずに，全ての原稿は中国人が書き，翻訳し，彼の口を借りて公に伝えているのである。東トルキスタンの人権，民主，自由，独立などについて何の期待も出来ないから，２６００万人のウイグル人が自ら努力しなければならないのある。
　　「新疆ウイグル自治区人民政府」というのは真っ赤な嘘である！とても自治ではないし，人民の政府でもない！全てが北京政府によって勝手に決められるものだから。現在では東トルキスタンの各県の県長等は選挙も無く，勝手に派遣されているのである。「新疆ウイグル自治区」，「人民政府」などの単語は事情を知らない外国人や，常識のない人々を騙すことばにしかならないのである。
　　イスマーイル．ティリワルディ氏が２０００年３月にアクス地区の政治法律担当の役人や幹部達を集めて会議を開き，「民族分裂分子を法律に拠って処置するのは単純な考えだ，彼等には法律に拠るではなく，新疆の目前の政治安定をはかるため，政策により倍増して弾圧するべきだ」と指示したのである｡当時の会議後，アクス地区のバイ県（中国語で拝城県）で１２人のウイグル人に死刑を実施したのである｡中国の刑法では同時に１０人以上の人に死刑を実施してはいけないのであるのに｡アクス地区の政法委員会の副役人であるウイグル人が上記の刑法内容をイスマーイル．ティリワルディ氏に言ったが，イスマーイル氏が「上級の命令だから，そんなことを考えずに実施しなさい」と指示したのである｡
　　それから東トルキスタンのウイグル人民はイスマーイル．ティリワルディ氏を「民族の叛徒」，「残酷な傀儡」などで呼ぶようになったのである｡
　　最近，中国当局によって新疆ウイグル自治区の主席Ａｂｌｅｔ．ＡＢＤＵＲＡＳＨＩＤの替わりにイスマーイル．ティリワルディ氏が新疆ウイグル自治区政府の主席になったのである｡
　イスマーイル．ティリワルディ（Ismail Tiliwaldi）氏は１９４４年１１月カシュガルのトックザック県生まれ，１９７３年５月に中国共産党に入党，１９８３年１０月から１９９０年１１月までカシュガル地区の副役長，１９９０年から１９９３年までカシュガル地区共産党委員会の副書記，行政公署専員（役長），１９８７年ー１９８８年及び１９９５年９月ー１９９６年７月までそれぞれ中国共産党中央党校の全国中青年幹部養成訓練班で研修に派遣され，１９９３年４月ー１９９５年１０月に新疆ウイグル自治区人民政府党組織メンバー、秘書長，書記，１９９５年１０月ー１９９８年２月新疆生産建設兵団党委常務委員，副政治委員，１９９８年２月２０００年１２月新疆ウイグル自治区党委常務委員，政法委員会副書記，２０００年１２月から最近まで新疆ウイグル自治区共産党委員会の副書記だった｡
　　イスマーイル．ティリワルディ氏も可哀想である｡彼はウイグル民族軍も持っていないし，中国共産党の前では何も言えないから｡

ウイグル太郎　２００３年１月１７日

東トルキスタン情報センター